5月27日(水)発表 「新型コロナウイルス感…

2本午後2時から八尾市役所本館5階庁議室で「新型コロナウイルス感染症に係る緊急対策について」、八尾市政記者クラブ・八尾地方紙記者クラブ合同の記者説明会が開かれました。

緊急事態宣言は解除されましたが、八尾市ではこれからも「市民のくらしの安全確保」「市民生活への支援」「地域産業への支援・活性化」の3つの柱を掲げ、市民の命と暮らしを守るための緊急対策を実施していきます。

今月1日に開かれた説明会では、5月中に実施されていく第1弾・第2弾の緊急対策について説明がありました。
本日は市議会からの提案も踏まえ、早期に追加支援していく第3弾緊急対策、市議会6月定例会で追加提案される予定の第4弾緊急対策について、八尾市独自の対策を重点的に説明されました。

【八尾市事業者サポート給付金事業】
第3弾として挙げられたこの事業は「八尾市版事業者支援策」として、休業要請支援金や休業要請外支援金を受給しておらず、新型コロナの影響で今年の4月から6月のどこかの月の売上が昨年より15%から50%未満減少していること、などの条件を満たす事業者に10万円が支給されます。
募集期間は6月中旬から7月末の予定。

【八尾市国民健康保険料の負担緩和】
第3弾の緊急対策として、条例を一部改正し、国民健康保険料の負担を緩和します。ただし、所得によっては対象から外れる場合があります。
また、新型コロナの影響で収入が減少した場合に別途減免を行う予定です。

【八尾市デジタルトランスフォーメーション推進事業】
第4弾の緊急対策として挙げられているのが、地域産業への支援・活性化を目的としたデジタル化サポート。
オンライン申請を使いやすくし、AIのチャットボットによる相談の導入、みせるばやおなどでのデジタル化支援など。
必要な支援を素早く活用するための仕組みを作ります。

【意欲ある事業者経営・技術支援に係る補助事業】
第4弾の対策として、支援メニューがさらに拡充される予定です。
①新事業展開の支援として、国外依存の素材や資材を国内生産する取り組み等の費用を支援。
②新型コロナ収束後の観光需要を喚起するために、ものづくり企業の工場見学や体験の費用を支援。
上限250万円、7月から受付開始予定です。

その他、子育て支援や学校の衛生環境支援、子どもの居場所づくりの支援などが挙げられました。
詳しい内容は市役所の各担当課まで。詳細は八尾市役所のホームページにも記載されていきます。

今後も市民のニーズを受け、支援策を打ち出していきます。利用できる支援は確認して、有効活用していきましょう。

ブログ取材担当:畔地祐希