ビジネスパートナーを募集する企画「GlobalDream…

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「山本化学工業はなぜ“知財の開放”を考えたのか?」
■今までいくつか経験してきたことがある。たとえばトライアスロンで早く泳げるウエッ
トスーツを初めて出した時にコピー品がいっぱい出た。お客さんからは、「特許持ってんのに偽物が出てる。抑えにいけ」と、言われ。ふつうに考えると確かにそう。ただ考え方によっては偽物も本物のうち…みたいなこともある。我々が新しい市場でものを作っても、それをみた人たちからは、ほんとにいいのかどうかはわからない。だから最初の時に、ほかに同じような芽が出てきたものを摘みにいったら、おそらく大きな花にはならないのかな…と。
それよりは、一度、ほっておいて、ほかでもやらしてみる。
■機能性、ファンクションの部分はほかが出してるものと比べて大きな差があるという自信がある。最終的にお客さんがどっちを選びますかって言った時に「うちの商品を選ぶ」ということには絶対の自信があった。
■その新しい市場でものが売れ、これがニュースタンダードになってくると、他がやったものもどんどん出てきて、塗り替わっていく。で、そうなったときに、我々は「ものの違いをわかってますか?」という、エンドユーザーに対するエデュケーションをやった。使ってからの体感で、ほかのものと我々のものはこんなに違いますよっていうエディケーション。
実際使ってみると、「全然違うじゃないの…」と、いう状況になった。
■結果、トライアスロンのウエットスーツ市場では、9割以上を我々の製品が占めるようになるきっかけ。これがシェア5%しかなかったら、今そんなことは言えない。
「うちの知財はうちのもの」って、言ってたかも知れない。(笑)
■そういう成功例があるから、我々が持っている技術で自信のあるものはオープンにした方が、市場も広がると思う。
■もし向こうのものの方がいい…となったら、さらに努力する。そういう危機感がないと努力しないから。
■でも我々がやっている方向で、偽物がいっぱい出てきても、従来あったものよりも、新しい製品の方がエンドユーザーにとってプラスになるのであれば全体としてもプラスになる。
昔よりウエットスーツは進化したな…とみんなが思えたらプラス。その後は実力の問題になる。そこは負けないようにがんばらないとダメだが、新しい市場に代わるという変化は、一社だけでやるより、ほかの同業他社と一緒にやった方が変わりやすい。

06:42~
「取得した特許はすでに“過去のもの”と考える」

■過去にとった特許は過去考えたことで今じゃない。違う時代で、通用するかどうかもわからない。
■我々が特許をとっているのは、「お前とこがマネしてるやないか…」といわれたら
困るから。

中村
■それこそ起業家もそう。市場を作る立場からすると、確かに先行者有利みたいな言葉があるが、やはりひとりで、限られたリソースで開拓するのは大変。確かに納得した。面白い。

07:56~
「新市場開拓では、国内生産を増やすこともポイント」

山本
■従来からある市場では、マーケットプライスがすでに決まっている。それに合わせるために「メイドインジャパン」ではできない。じゃあ中国に行こう、ベトナムに行こう、アジアに行こう、となった。
■マスクがいい例。今ある不織布のマスクって、最近までほぼ100%が輸入品だった。で、よその国もいる…ってなったら、日本へ入ってこなくなり、マスクが足らなくなった。
■採算が合う合わないということではなく、日本でも作っていれば、こんな状況はおこらなかった。これは単にマスクの話しだが、ほかにもいっぱいある。
■医療機器協会で一緒におられる方でも、今回のこのコロナ騒ぎで、廃業をした会社がある。
「どうしたの?」と言ったら、作ってる部品が入ってこないからと。
■これから当分は“メイドインジャパン”を考えていくべきだと思う。
■インバンドで、なぜあれだけ外国の人が日本へ来たか、って考えたら、日本が安いから。
■ここ15年20年の間、日本はデフレで物価が上がっていない。海外は毎年そんな大きなインフレじゃないが、その積み重ねで日本との差が出きた。
■20年前は中国がすごく安かったけど、アジアと日本の差は縮まってる。これに気づくか
どうかを特に考えないといけない

12:00~
「市場の変化に対応するためのスピード感とは」

山本
■たとえばアパレル、ウエットスーツの商売も、ヨーロッパとかアメリカでものを作ってたが、今はみんなアジア。以前は、9月にヨーロッパで展示会やって注文をとり、我々素材屋に発注する。それから一か月後か2か月後くらいからモノを出し、ヨーロッパでものを作って春先から売る…という。半年のサイクルで動いてた時代がある。
■今はほとんど1年くらい前とか10か月くらい前に注文を決め、それから材料を手配して、縫製して、製品をシーズン前に入れる。アジアを使ったことで、そういう回りになった。
どの色が、どのサイズが、何着売れるか…なんて全然わからない。
■今年は春がなかった。春前に仕込んでこれから売るぞ、、、っというタイミングで、
百貨店が閉まり、商店街も閉まり、売る場所がなくなった。そして、夏物になっている。
じゃあ春物はどうするのっていう状況が起こってる。スタートアップとか新しく事業される人らが、これをくらったら終わる。だからこそ、身近な日本で作るべき。
■「ホントならこれくらいのボリュームいるけど、最初やからしゃあないな…」とか

中村
■国内で作っていくっていうのもそうだし、だからこそ付加価値をつけて新しい価値提供をしていかないといけないことも。そうじゃないと市場で生き残れない。すごい勉強になる。

14:51~
「“素材屋”から“メーカー”への挑戦」

山本
■我々は常に素材屋ではあるが、コロナでどこへも行けない時期に、ウエットスーツやマリン市場じゃないところに、素材だけ買いませんかって言ったって誰も買わない。
■だからマスクのように、我々がやれる範囲で、売れそうなものでスタートした。世界中の誰でもがはめるものなのでやってみようと。
■4月1日からホームページ上で、売りはじめたら、スタートの8時半から43分で6万枚注文がきて、パンク状態になった。今のところ(6月中旬段階)累計で20数万枚売れた。
■今回勉強になったのは、43分で6万枚も注文がくるんだという現実。一般の市場ってそんなに大きいんだっていうことを知った。

17:36~
「お互いの課題を解決し合えるパートナーとの出会い」

山本
■「自分にまかせといて」と言われたら任したい部分。逆にいろんな規制や広告の仕方とか表現とか、我々もわかっている部分については「こうだよ…っ」ていう話もできる。
■お互いに強みを活かせて、弱いところをうまくカバーができる、協業というか、ともに作るっていうことが大切。時代の流れは早いし、ひとつづつ最初からやってたら、出来上がった時にはもう終わってる。

18:21~
「山本化学工業の高い技術力…と、ヘンな発想力!?」

山本
■技術力は低いと思います(笑)ただ「発想が変」やと思う。
■今回のマスクも、ゴムが0.5ミリっていうのは周りからみたら、「そんな薄いゴムができるの?」って思われているが、何回も練習したらできるもの。練習量が多かった。
■ただ、発想は変!うちは「おとなとこども」っていう感じ。よく「あんたええ年して、そんなことして何やっとんねん」ていうのは「おとな」だから言われるが、これがこどもだったら「だめよっ」て、だけで終わることもある。そこからいうと、うちの会社は、こどもみたいな発想のところがある。

中村
■なんか遊び心があるんですね。

21:24~
「こどもの発想には無限の可能性がある!?」

山本
■へんに大人ぶる、へんに社会人ぶる、へんに高学歴ぶる、というのはやめた方がいいと思う
■こどもは、ヒモ・棒が一本あれば、それを遊びのツールに代える能力がある。おとなになったら「こんな棒でどうやって遊べっていうんだ」って話になる。でもうちの会社の人らは、頭の柔軟性、っていうか自由度が広い。
■マスクを作った時も、ふたつめかみっつめの試作品はヒョウ柄でした(笑)

23:16~
「べっぴんマスク!?おとこまえマスク!?」

山本
■実は、秋くらいになったら「べっぴんマスク」と「男前マスク」をやろうと、ボクの中では思ってる。今の白い布に、べっぴんさんのプリントをする、またはここに男前のプリントをする。それで歩いてると、世の中の人は、男前とべっぴんさんしかいてないことになる!
■「そういう世界を作ろうやないか」という発想。これはコロナがおさまらないと…今はひんしゅくかいますが。でも発想的にはあるのでやってみようかなと

24:22~
「起業家にとっても大切…“楽しんで仕事すること”」

中村
■起業家も楽しむことが大事。やはり業界にいればいるほど、考え方が凝り固まったりとか
成功体験に縛られたりするので、自由な発想とか遊び心とかがないと進化を止めてしまう。。

25:01~
「知財のベースは“技術力”では?」

山本
■知財っていうのはね、知恵の「知」。
■知識はみなさんが勉強して、どんどん覚えて頭の中に入れたこと。どこかで自分が努力して、吸収してきたこと。
■ボクが思うに、知恵は、自分のものじゃない。神様から与えてもらった単なるひらめき。
■知恵は与えられたもんだと思うと天狗にならない。だから知恵でとった知的所有権は自分のものではなくて、与えられたもの。
■知財をとってるのはなぜかっていうと、「マネした」って言われるのがダメだから。
我々が、よその知的所有権を侵害することになると人に迷惑をかける。
■なので、自分のところで知恵として出てきた発想の技術は「ここにうちの垣根はあります」よっていうのはとっとかないとダメ。でもそれを振りかざすのとは、ちょっと違う。

27:28~
「知恵に知恵をプラスすればより大きなチャンスが…」

山本
■だからいいよっていう話し。うちが先に出した知恵に、さらに知恵がプラスされると、
結果的にうちのものが売れるかもしれない(笑)その知恵が大きかったら。そんなチャンスがある。だからあまり抱え込まない方がいいと思ってる。