2021年3月16日(水)八尾市への災害用無…

このたび、八尾市を本社とするアサヒセイレン株式会社(八尾市太田九丁目37番地 代表取締役社長 谷山 佳史)から、災害時の情報伝達推進に役立ててほしいと、市に災害用無線機(ハザードトーク)が寄贈されることになりました。今回の寄贈を受けて、市から同社へ感謝状を贈呈するにあたり、3月16日(水)午前11時半より、八尾市役所にて寄贈式及び感謝状の贈呈式が行われました。

 過去の災害対応の経験から、災害時における遠隔地との情報伝達の重要性を強く認識されており、近年、気候変動の影響により気象災害が激甚化・頻発化し、南海トラフ地震等の大規模地震が切迫していることを受け、災害時に役立ててほしいという思いから、この度、災害用無線機(ハザードトーク)を寄贈いただくこととなりました。

今回、寄贈される災害用無線機は、災害時の一般携帯電話が繋がらない時でも、無線や外線・GPS通信が可能となるもので、さらに、音声通話だけでは伝えにくい災害現場の状況を写真や動画を送受信できる機器となります。

寄贈される災害用無線機は、危機管理課に配備され、災害発生時には、災害対策本部と被災現場を、音声と写真や動画でリアルタイムに情報共有し、迅速な判断・指示に繋がると期待されます。

なお、贈呈式には本社工場長 橋本 健太氏及び役員が出席し、大松桂右八尾市長から感謝状が手渡されました。

取材/鈴木昌宏