2021年10月5日 高安の自然を知る「里の…

高安の自然を知る「里のオブジェ展」
~みんなちがって つながって~

秋の涼やかな空気が満ちる中、市東部高安山山麓に位置する玉祖神社前で「里のオブジェ展」が開催されています。朽木や倒木を生かしたユニークなオブジェや高安の里に生きるさまざまな生物たちが描かれたパネルがずらりと並び、緊急事態宣言の解除を受け秋を満喫するハイカーや地元の人たちの目を楽しませています。

昆虫も鳥もミミズも草木も、自然の循環の中でどこかがつながり、里山の自然をつくっています。各々の生態系が健全なら植物も動物も多様性に富んでいるはず。展示では「みんなちがってつながって」と題し、その生物多様性をテーマにタカやタヌキ、キノコといった高安山に生息するたくさんの生物たちが様々な形でつながり、影響を及ぼし合う関係を持ちながら、自然が循環していることをパネルの配置で表現されています。

これらの作品を全て手づくりしたグラフィックデザイナーの牧江良祐さんは「里山にはたくさんの生き物がいて、それぞれがつながったり戦ってりして自然は作られてます。このオブジェ展を見て、自然の多様性を知るきっかけになってほしい。」と話されていました。
※里のオブジェ展へのアクセス
玉祖神社前(大阪府八尾市神立5-93周辺)
近鉄バス・服部川駅から東に徒歩約20分

情報提供:八尾市役所 広報公民連携課